お役立ち

グラップラー300HGのブレーキをプチ改造するよ!

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皆様!
グラップラー300使ってますか??(笑)

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いや、ホント。
ここ最近、グラップラー300をキャスティング用で使う方も増えてきましたね!
仲間にも使ってる人が何人もおります。

実際使えばわかるんだけど、めちゃくちゃ使い易くて、汎用性も高く、極めて便利なのです。
ベイトタックルを使うなら、一人一台持っていても損はないと言っても過言ではないでしょう。

しかし!!

どの点をとってもそつがないグラップラー300において、自分には不満な事がありました。

それが、
『ブレーキ力』です!! 

どうゆうことか、少し細かく説明します。
グラップラー300には、標準で赤と白のブレーキシューが付いています。

DSC_0855 (3)

赤いブレーキシューが、「ブレーキ力:弱」
白いブレーキシューが、「ブレーキ力:強」
です。
この組み合わせで、ブレーキ力を調整していくわけです。

ですが、(自分の場合)どう組み合わせても丁度良くならないんです(^^;

自分の使用用途としては、主にグラップラー300はそのシングルハンドルと糸巻量を活かして、ジグを使った遠投の釣りに使う事が多いのですが、飛距離において今一歩な設定になってしまうのです。

より具体的に言うと、
海でのショアジギングなら、白いブレーキシューを1個より多く使う事はまずないと思いますが、白1個でも強すぎて飛距離がスポイルします。
赤1個だと、かなり飛びますがブレーキ力が弱くなりすぎて、ピーキーになりすぎてしまいます。
じゃあ、赤2個にすると、安定感はあり40gのジグで100mくらいは飛ぶのですがそれでもブレーキ力が強いと感じます。(PE3号)

あと、一歩なのです!(笑)

気持ちとしては、赤2個と白1個の中間くらいのブレーキ設定がしたいのですが、ブレーキシューの組み合わせ的に不可能。(ブレーキ力的には赤2個より落としたい)

そこで!!!こうした!

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赤1個+白(改造)1個である!!

この改造した白いブレーキシューがどうなってるかと言うと、バネを仕込んであるのです(笑)

分かりやすく言えば、「疑似マグフォースZ」です!
(慣性力で伸縮する部分だけね。あと、バネの強さ的には、HLCの方がイメージとして近いかも。)
「”アブの遠心のが近くね?”」とかは言ってはいけません(笑)

これによって、ロッドを全力で振り切った際に発生する、スプール高回転域の初期バックラッシュを白で抑え込み、それ以降は赤1個で飛距離を延ばすという寸法。

ここ最近、ずっと調整を行ってきましたが。
この白のブレーキシューは、自分がコローナ106で40gのジグを全力フルキャストした場合にサポートをしてくれるように調整を行ってあります。
逆に言えば、ショートキャスト程度ではほぼ機能しないようになっています。

あくまで、自分の遠投を活かした釣りで威力を発揮するセッティングです。
(ワームとかを使う釣りなら、白(改造)を切って、赤2個にするなど)

凄く簡単な改造ながら、ここ最近テストした限りで赤2個の場合に比べ、無風化で飛距離10m台の飛距離プラス。追い風だと、20m以上の飛距離差が確認できています。
(PE3号)

想像以上に上手くいきました(笑)

もともとジギング用であったために、グラップラー300の糸巻量がショアジギで使う上でのメリットでもあったのですが、逆にスプールが大径な事でフルに糸を巻いてしまうと、通常のグラップラー300のブレーキシューでは、40gくらいのジグの飛距離をスポイルしてしまうので、その点が今回のチューニングで解消できて良かったです(*^^*)

飛距離が10m延びるだけでも、届かなかった根などの地形変化に届くようになったりする場合もあるし、それだけで釣果を左右したりしますから、飛距離が出る事は非常に大事です。

今回、紹介したブレーキ設定やチューニングは、”あくまで私の釣り&キャストの場合”においてです。
赤1個あるいは2個でフルキャストできない方は、そもそもこのチューニングはできません。

ただ、ちょっとブレーキ力が強すぎて悩んでいるという方は、こうゆう改造の方法もありだと思うので試してみて頂ければ面白いかなと思います(^^)/

今回は、以上です。
それでは、また!

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