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2021年 春の地磯ハタゲーム!悪条件下でハタを探す

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今回は伊豆半島 地磯ハタを探します!

なにげに、今年はヒラスズキを狙う事が多かったので、ハタを地磯で狙うのは2021年第一回目!
釣りの機会もだいぶ減らさざるを得ない状況なので(今は)、だいぶ楽しみにしていました(^^)

ですが、予定日の2~3日前から伊豆は爆荒れ(^^;
その上、大雨も降って泥水も出てしまっていて、底荒れに水潮、泥濁りとショアから根魚を狙うには非常に厳しい状況でした。

今回は、このあまり良くない状況の中から、ハタを探す。
そんな記事になります(笑)


【状況】
釣行日:2021年5月23日
風速:東5m~後南西3m
天候:晴れ
気温:最大22℃、最低16℃
潮周り:中潮
状況:ややウネリ

【ポイント】
場所:伊豆半島 地磯

【タックル】
ロッド:Tulala ハーモニクス コローナ106
リール:グラップラー300HG
ライン:PE1.5号

リーダ:フロロ25lb 10m
 

この日の前日もかなり荒れていたのですが、翌日に控えたハタ探しのため何か所か様子見をしてみました。
誰が見ても分かるような底荒れと水潮の状況で、翌日にどんな条件のポイントに入るべきか悩んでいて、狙うべき場所をいかに絞るかという意味での様子見。

いくらか見て回った後、少し思う所もあって潮の通りが良いシャローフラットなゴロタに入ってみる事に。

300mほど打って歩いた所で、沖のシモリの際で
ガガッ!!
っと、バイト!

DSC_0551

大きくはないけど、食い気のあるバイトを出してくれた綺麗なアカハタを1本キャッチ!

まぁ、釣れてくれて顔が見れたのは素直に嬉しかった(*^^*)
でも、違うのよ…
ここでは、”釣れてくれなくて良かった”の(笑)

シャローを見切りたかったぁ・・・・(笑)

海が荒れた場合の底荒れや水潮の影響がよりはっきり出るのは、もちろんシャロー帯。
なのでそこの反応がないことを確認するためにシャローフラットのゴロタに入った。

基本的に、荒れた時は水深のある場所や大きな根の際にびったりとタイトに定位する事が多い。
大雨で一気に淡水が出ると、海水と淡水の比重差で上層が淡水層になりハタの反応も一段下がった場所になりやすい。

底荒れや水潮の状況における基本的な魚の居場所の概念には、こんな考えが自分の中にはある。
そのため、『このゴロタで反応が得られなければ、シャローは見切る。』
という至極単純な戦術を展開しようと思っていた✨

でも、釣れちゃった・・・(笑)

これが、偶然の1本なのか、という判断をしなくちゃならなくなる(-ω-;)ウーン
まぁ、釣れた後もゴロタを延々と打ったんですが、続く反応はなかったので、いたとしても渋い状況なのは間違いない。
という感じで前日は終了。

翌23日。
少し遅めの時間から出発。

DSC_0565

道中、山の上から海の様子を見ると大雨の影響が分かった(^^;

リアス式海岸で、ワンドと岬の連続で構成されている伊豆半島。
そのワンドの中は、水の色が違う…
大概、その大きなワンドの中には大小様々な河川が入っているので、当然ながら山から出た淡水はワンド内に溜まりやすい。

これを見て、行先の方針が立った!

昨日のゴロタは、浅いだけではなくて非常に潮通しの良い場所を選んでいた。
それは、海の状況が回復し易く、また水潮や濁り等の影響を受けにくいのがそうゆう場所だから、内湾よりは状況が良いだろうという読みで選んだ。

その上でシャローを見切ろうと思ったのだけど、一応の反応が出た。
そのため、今日はその要素を掘り下げて、よりディープで似たような潮通しの条件を持つ場所に狙いを絞って探していく。

という事で。
浅い場所もあるが、深いところで15mくらいの水深がある磯へ。

DSC_0574

非常に潮通しが良くて、普段は銀色のやつを狙いに来る(笑)

見ると、水色はそこまで悪くない。
だが、この写真の一面がサラシになるくらいウネリが残ってしまっている。

こうゆう時は、地形変化をよりタイトに探る方が良い。

シンカー35g

+オフセット2/0

+スパイニークロー


サラシで見えないけれど、離れの根の周りには馬の背状の根が伸びていたり、大きな岩がゴロゴロ落ちている。そこをなるべくタイトに探っていくイメージ。

沖の沈み根から伸びる根を探ると、
モゾっ。。。
っとヒット!

DSC_0567

えっそー(笑)

(・д・)チッ
と思ったけど(笑)
同じスポットを攻めて、

DSC_0571

アカハタちゃん(*^^*)b

ここからは、早かった✨
磯場を移動しながら探って行くと、連発!

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DSC_0597
DSC_0587

結果的に、35㎝までの小型ばかりでしたが7本キャッチ!

活性があまり高くないのか、乗らないアタリも多く、ヒットに持ち込めたアタリもボトムで抑え込むような物ばかりでした。
マイナス要素ばかりが目立つタイミングでしたが、それでも魚の反応は昨日とは雲泥の差で得られ、ポイント選択という意味では間違っていなかったかなと思います(^^)/

現在の伊豆の水温としては、18℃前後かそれ以上になってきているので、一応今からがアカハタの適水温という感じ。
それでも、反応の具合を見るとけっこう数入っていそうなので、良い状況で狙えば数釣りが楽しめるかもしれませんね。

個人的には、春らしい大型を狙いたいのですが、釣行頻度も今は激減してて戦略的に大型を追いかける事ができないので、大型を視野に入れつつも平年とは違った視点でアプローチをするとか、少ない釣行でも自分の成長に繋がるような釣りを展開したいですね(笑)

そう言えば、ナッゾジグのヘビーゾーンのサンプルも届いていたので、次のハタ探しには上手く取り入れて試していきたい所ですね(*^^*)

とりあえず、今回はこれまで。
それでは、また!

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