ヒラスズキ

ヒラスズキで使うフックセッティングについて

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書き忘れてた!(笑)
自分が磯ヒラスズキゲームで使っているセットアッパーなどのフックセッティングの考え方などを書いていこうと思います!

まず、セットアッパーのフックについてなんですが、標準搭載されているフックだと使えないと以前の記事で少しだけ書きました。
まぁ、使えないと言ったら言い過ぎかもしれませんが、少なくとも大型は獲れないですね(^^;

セットアッパーに標準で付いているフックは、ST-46の6番というフックになるんですが、ST-46自体は決して弱くありません。
一般的な「MH(ミディアムヘビー)クラス」のフックになりますからね。
ただ、6番というのが問題でヒラに使うにはかなり小さいです。

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そもそも、ヒラスズキというのはバイトするのが下手で、フックが浅掛かりになったり変なかかり方になったりする事もしばしばです。
そのくせ無駄に力が強いし、エラ洗いだってします。
しかも、磯場で荒れている中で釣る事が基本なため、ドラグを出してのやり取りも十分にできません。
また、ランディングにおいては、ずり上げや抜き上げなんて事も必要になったりします。

そのため、けっこう簡単にフックを伸ばされてしまうというのが問題としてあります。

もし、ST-46などMHクラスのフックを使うなら、基本的には4番程度がヒラスズキには最適だと自分は思います。
そのため、自分の使うヒラスズキ用のプラグのフックはMH(がまかつ)の4番以上に換装しています。

ただ、ここで問題になるのがセットアッパーにMH4番が適合するかという話です。

物理的なセッティングが可能かという話であれば、MH4番は全く問題なく搭載できます。フック絡み等もなく、使う事ができます。

しかし!!
現場での実験の結果・・・MH4番は、不採用となりました(笑)

結論から申しますと、MH4番にしてしまうと動き出しのレスポンスがけっこう落ちてしまいまして、自分の中のそれの基準を下回ってしまいました。
では、動き出しのレスポンスが落ちてしまうと何が困るのかと言いますと、沈み根際や払い出し、足元際などヒラスズキがバイトする確率の高い所を攻める際に、より確実にバイトさせかつ深いバイトを誘発させるために、そのピンスポットで漂わせたり泳がせたりしたいのです。
しかし、動き出しのレスポンスが悪いと、そうゆうスポットで見せるためにリトリーブを止めたりすると動きが完全に止まってしまうんです。
理想としては、そうゆうスポットに入ったら潮の流れだけでゆらゆら泳いで欲しいんですが、レスポンスを低下させると、潮の流れだけではルアーを動かすのに十分ではなくなってしまうんです。

そのため、MH4番は不採用となりました。
ちなみに、数種類のセッティングパターンをここ最近試していたんですが、釣果も4番を搭載したものは非常に悪かったです(笑)

実は、実験の結果バイト数と使いやすさだけ見れば、ノーマルのST-46の6番が一番良かったんです。そこは、さすがにダイワというか、ST-46の6番をベースに良い動きが出るように設計したんだろうと思いました。

ただ、標準のフックではさすがに厳しいので、それをなるべく殺さずにフックを強化するには何が適切かと考えて、フックの番手は変えずにHクラスにするという選択肢を取りました。

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(自分は、がまのSP-HかMHが好きなので使いますが、試した限りfimoフックのHもオススメ。)

Hクラスにすると、当然少しは動きのレスポンスが落ちますが、MH4番ほどではないです。
実際に、先日91cmを始めランカークラスのヒラスズキを取ったのはH6番フックです。
これに換装すると、先日の記事でも書きましたが、80cm前後くらいならフックが伸ばされるという事はありませんでした。
さすがに、90cmオーバーには伸ばされましたが、十分に取り切れましたし、基本的には問題ないだろうという事で、H6番を採用となりました。

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また、自身の秘密兵器の一つでもあるブレードジグのフックなんですが。
これも、H6番に換装しています。

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ちなみに最近使っているのがサルベージブレードなんですが、標準だと10番とかいう変なフックが2つ付いてますので、問答無用でもぎ取って下さい(笑)
ブレード側のフックは、不要なのでスプリットリングごと取って下さい。
頭の方のフックを、H6番に換装してあげれば問題ありません。

別にサルベージブレードである必要はないのですが、ブレードが本体と一体化していて、全体が非常に小粒で飲み込みが良いという事と、構造上ブレードがラインやフックに絡む事は絶対にないので、波の中で揉まれる磯ヒラスズキゲームでも使いやすいため採用しているだけです。
また、当然ですが太軸のH6番クラスがセッティングできるからというのもあります。

まぁ、今日書きたいのはこれくらいですね!

少しおまけですが。
よく磯ヒラの初心者が、何番くらいのフックを使ったら良いのかって気になると思うんですよね。
もし聞かれたら、「MH4番」と自分は答えますが、自分が使いたいルアーのポテンシャルがMH4番で100%出せるかというのは別問題です。

フックのセッティングによって、ルアーの動きやレンジ、使い易さなどほとんどのスペックが変わってしまいます。
そのため、自分の通っているフィールドにおいて、そのセッティングがベストかどうかは実際に使って検証しないといけません。

魚がバイトしないと始まりませんが、ヒットしても勝負できないようなフックでは話にならないので、そこを併せて考えながらセッティングを模索すると楽しいんじゃないかなと思います(*^^*)

という事で、今回はこれまで!
それでは、また!

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