今回は、釣行記事というよりは、ハタゲームのメソッドの1つを紹介しようかと思います(^^)/
それは、シャッドやクランクを使った
ハタの『プラッキング』です!
と言っても、あまりイメージがない人も多いでしょう(笑)
一般的に、ハタゲームと言ったらワームやジグなどを使った釣りが主流だと思います。
プラグでハタを釣ると言ったら、奄美とかのリーフで釣っていくようなイメージでしょう(^^)/
しかし!!
少なくとも伊豆において、ハタはプラグで釣る事ができます!
(他の地域でも釣れるでしょうが、情報もないし試していないので分からない)
今回は、このハタのプラッキングの攻め方やコツなどについて書いていきたいなと思います!
ただ、ここ2~3年ほど検証していますが、未だ未成熟な部分があるので、今後考え方などが変わっていく可能性もある事をご了承ください。
では、まずハタのプラッキングをする上でのポイントを挙げます(‘ω’)ノ
1.ハタをプラグで釣る楽しさと難しさについて
2.攻めるべきスポットとプラグの引き方について
3.適したタックルについて
今回は、これらの要素について説明していきたいと思います。
1.ハタをプラグで釣る楽しさと難しさについて
まず、ハタプラッキングの前提として、ハタをプラグで釣る楽しさと、それを実現するうえでの難しさについて説明しておきたいと思います。
最初に楽しさについてです。
これは、実のところやってみないと分からない部分ではありますが、どうゆう部分が楽しいのかイメージできないとヤル気にもならないでしょうから、紹介しておきます(笑)
ハタプラッキングの楽しさの一つに、「非常にスピーディーなゲーム展開ができる」というものがあると感じています。
どうゆう事かと言うと、一般的なハタゲームの基本メソッドとしてワームの巻きの釣り、テキサスリグなどのボトムの釣り、メタル系での釣りがありますが、どれにしたってキャスト後の着底と再着底を繰り返します。
この「着底を取る」という動作がある種の食わせの所作ではありますが、釣り人にとってほぼ動きのない待っている時間です。
もし、この待っている時間がなかったらどうでしょうか?
もし無ければ、1投にかかる時間が、2分の1か3分の1ほどに激減しますよね。
もっと言えば、ポイントをサーチする速度が2倍~3倍になるということです。
プラッキングにおいては、当然この着底を取るという時間が存在しません。
ルアーの潜航能力に任せて、キャスト後リトリーブしていくだけです。
すなわち、プラッキングではポイントを非常に速いスピードで探る事ができ、浮いた時間で異なるタイプのプラグなどをローテーションしながら、様々な角度からアプローチできるのです。
そして、何よりプラグをローテーションしながら食わせて行くゲーム展開は、
『狙って獲った!』という達成感にも繋がります(=゚ω゚)ノ
『狙って獲った!』という達成感にも繋がります(=゚ω゚)ノ
レンジや、飛距離、アクションなど、魚に口を使わせるルアー要素をその時々に合わせてアジャストしていくゲーム性の面白さは、素晴らしいものがあります!
では、ハタプラッキングを実現する難しさとは、何か?
ボトムまでルアーを届かせるのが難しい事でしょうか?
プラグだから、食いが悪い事でしょうか?
いいえ。どれでもありません!
プラグでハタを食わせる上で、一番難しく意識しなければならない要素…
それは、『食わせのタイミング』です。
まず、一般的なハタゲームにおけるメソッドを考えてみると、基本は着底から数巻きしてはフォール(着底)させる釣りです。
この時、魚がヒットしやすいタイミングはどこかを考えてみると、以下のタイミングにバイトが集中します。
この時、およそバイトが集中するのは、着底の前後や巻き始め、巻き上げて一瞬止めた瞬間や、そこからフォールに入った瞬間などです。
これをもっと嚙み砕いて、バイトが多いタイミングの共通点を考えると、
ルアーの「動きの変化」の瞬間に多い事が見て取れます。
ルアーの「動きの変化」の瞬間に多い事が見て取れます。
では、これをふまえてプラッキングを考えていくと、ある問題点が見えてきます。
以下のプラッキングのイメージ画像をご覧ください。
わかるでしょうか?
これを見るとハタゲームの基本メソッドにおけるルアーの動線に対して、プラグの場合は動線が直線的である事が分かります。
つまり、「動きの変化」(食わせのタイミング)が存在しないのです。
このような直線的な動きだけでは、たとえルアーがハタのレンジまで到達していても、追わす事はできても食わすまでには至れません。
もちろん、活性の高い個体ならバイトするでしょうが、それだけでは安定的に狙える釣りにはならないと思います。
これが、プラグでハタを狙う上での最大の難しさであり、ここから紹介していくプラッキングにおいて、常に頭に置いておくべき中心となる考えです。
それでは、この要素を踏まえて、どのようなスポットを攻めるべきで、どのようにプラグを引くべきかを次に紹介していきます!
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