日記/一般

夏の時期の磯釣りで気を付けたい事!!

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既に、静岡も梅雨真っ只中
7月にも入りのまさにという時期に入ろうとしています(‘ω’)ノ

ハタ系はもちろん、小型回遊魚やシイラなどで海が非常ににぎやかになり、磯の釣りもルアーマンにとっては盛り上がる時期ですね(笑)
始めて磯に挑戦しようという方も、非常に良く見かける時期でもあります。

そこで、今回の内容としてはそのあたりを踏まえ、夏の時期の磯釣りでの注意点を少し書いておこうかと思います。
また、今回の話のターゲットとしては、主に磯の釣り経験が少ないか未経験の方向けに書こうかと思うので、それ以外の方は特に見なくても大丈夫です(笑)
さて、こうゆう話を書こうとすると必ず装備の話になるのですが、それについては既に過去に書いたものがあるので、磯の釣りが未経験の方は参照してみて下さい(‘ω’)ノ

では、注意点ですが、細かく挙げて行けばいくつもあるのですが、「これからの時期」というものに焦点を絞って、主に3点紹介しようかと思います。

1.ライフジャケットや衣服を磯場で脱がない
2.熱中症を常に意識する
3.スズメバチの注意
1.ライフジャケットや衣服を磯場で脱がない
まず、第一に気を付けて頂きたいポイントが、磯場でライフジャケットや衣服を磯場で脱がないという事です。
衣服はともかく、ライフジャケットを脱がないなんて当たり前だろと多くの方が思うかと思いますが、夏の磯場だと磯に着いた時や、途中でライフジャケットを脱いでしまう方が散見されます。

なぜかと言えば、夏の熱い中でライフジャケットを付けているのは非常に暑くて邪魔なんです。
気温の低い時期なら気にもならないんですが、夏場は特にうっとおしく思います。
しかい、脱いで良いというわけはありません。
夏だろうが冬だろうが、しっかりとライフジャケットは着用するようにしましょう。

また、たまにいるんですが、磯場でライジャケどころか、上半身くらいの衣服を脱いでしまっている方がいるんです。
凄く暑いので気持ちは分かるんですが、これは危険な行為です。
磯場は、遮蔽物がほとんどないので、常に日光を受け続ける事になります。
そんな磯の上で、長時間肌を太陽にさらし続けると後述する熱中症のリスクも高まるし、火傷に近いような日焼けをしてしまうかもしれません。
また、肌をさらした状態で万が一海に落ちてしまった場合、鋭い岩肌や牡蠣などの着生物で酷い怪我をしてしまう可能性もあります。

その上、磯場だと動けないような怪我をしてもすぐに助けが来なかったり、そもそも電波が入らず助けが呼べなかったりします。
そもそも人目に付きにくい場所なのだから、重大な事故になってしまうかもしれません。
その点も踏まえつつ、ライジャケを脱がないという事と暑いからと言って衣服を脱がないという事をお気を付け下さい。

最近だと、ラッシュガードのスタイルが流行ってきていますので、そうゆうのを使われるのが涼しくて直射日光を避ける事もできるので、オススメです。

2.熱中症を常に意識する

この時季は、湿度が非常に高く、めちゃくちゃ暑いんです!
いや、これが笑い事じゃなくて…
直射日光を避ける事が出来ない磯も多く、無風だったりすると汗が一日中止まらない事もあります(;^ω^)
水を2L用意しても、昼までに消費してしまう事もあるほどです。

少し失敗談を書くと、磯に行き始めた頃荷物の重さを減らそうと水を1Lほどにして沖磯に行った事があります。4~6月までは、正直1Lあっても飲み切らなかったりするので大丈夫だろうと思っていました。
しかし、梅雨時期の湿度が高く、無風のタイミングに行ってしまい、大汗をかく状況。
しかも、湿度が高すぎて汗が全く蒸発せず、ただ汗だけをかき続けるという感じになってしまいました。
常に体から水分が流れ出てる状態で、持ってきた水なんて一瞬で無くなりそうな勢いでした(^^;
それでも、自分は釣りたい欲求が強く、なんとかして釣りを継続しようと、残りの水分を飲むペースを決めてしのぐという、ほぼ遭難時の対処法を実施して乗り切りました。

正直、文章で書くと辛さが伝わらないかもですが、1日中汗が止まらず、水も満足に飲めない辛さは拷問以外の何ものでもないです。
体が少し弱い人や、細身の人とかであれば、おそらく倒れます。
まぁ、この時は沖磯だったので電話すればすぐにでも帰る事ができる状況でしたが、いつ熱中症になって倒れたっておかしくない愚行だったと思います。

これが、地磯ですぐには帰れない状況だったり、調子が悪くなっても電波が届かず助けが呼べないような状況であれば、命が危なくなる可能性もあります。
(実際、電波が届かない磯も多い)

自分は、この時の失敗から、常に水を1L余らせる量を目安にいつも調整しています。
だいたい、2~3Lほどは持って行って、常に水をちびちび飲みながらやっています。

それでも、水が足りなくなったり、調子が悪いなと少しでも思った時は、速やかに撤収します。
磯釣りは、岩場を歩いたり崖を登り降りしたりと、非常に体力を消費するので、『まずい!』と思った時には手遅れです。車までたどり着けません。

そのため、
これからの時期の磯場での釣行中は、常に頭の片隅には『熱中症の可能性』を置いておきましょう(^^)/

また、十分な安全マージンを取って楽しむという意識を持ちましょう!

3.スズメバチの注意
これは、けっこう抜け落ちる注意点です。
皆さん、水分や装備はけっこう話題になるんですが、『スズメバチ』さんは意外と話に上がりません。
しかし、この7月頃からはスズメバチの数も増えて活動期に入ります。
特に藪漕ぎなども必要な地磯の釣りでは、スズメバチに会う事も多くなり、非常に危険です。

あまりにスズメバチの数が多い時は近くに巣があることもあるし、あまり無理をしない事です。
また、万が一の事も考えて、そうゆう磯は一人で行く事もなるべく避けた方が良いかと思います。

正直、スズメバチさんは明確な対処法がないんですよね(^^;
熱中症とか、波や滑りやすさなどの磯場での危険性は、十分な準備をすれば防げるのですが、スズメバチに至っては、相手から向かって来るし、一度スズメバチがいた場所は次に行ってもいる事が多いので、実際磯釣りにおいて一番危険な要素な気もします(^^;

この辺は、なるべく周囲に注意を払うようにして、無理をなさらないようにして下さい!

さて、細かい事を書いていけばまだ他にも要素はあるかと思いますが、これからの時期で特に危険な要素について書かせて頂きました!
磯釣りにおいても、非常に楽しめる時期ではありますが、釣りばかりに目を向けるのではなく、危険性という部分についても十分な準備や安全マージンを取るようにお気を付けて楽しんで下さい(^^)/
また、何か注意点として抜けがあれば別途記事として追記したいと思います。

それでは、また!

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