ロックフィッシュ

能登遠征 ② いきなり!?ランカーサイズのタケノコメバル降臨!!

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さぁ、能登遠征初日の釣りのスタートです!
日中にタケノコメバルを狙い、夜にはメバルを狙います!

夜のメバルは、藻の絡む常夜灯周り。
タケノコメバルは、藻場の中を攻めていきます(^o^)丿

とはいえ、あたり一面が藻場なので(笑)
基本は、去年に調査したポイントをベースにしたランガンで状況を見つつ、広く探っていきますよ!


【状況】
釣行日:4月19日
風速:5m 北
天候:晴
気温:最大18℃、最低12℃
海況:凪
潮周り:大潮

【ポイント】
場所:能登島 堤防、岩場周り

【タックル1】
ロッド:INX.label FXB-TS79UL Tres SABIO(サビオ)
リール:カルカッタコンクエストBFS
ライン:PE0.6号
リーダ:フロロ10lb 5m

まずは、去年の実績ポイントをベースに初めます!
DSC_1987
ポイントは、相も変わらず藻のジャングル(笑)
でも、なんだろう・・・
なんとなく去年より藻の密度が薄い気がする(-ω-;)ウーン
去年とは、少しシーズンの進行具合が違うようです。
これが良いのか悪いのかは分からないが、とりあえずセオリー通り攻めていく
ルアーは、藻の貫通性能を重視してテキサスリグ
バレットシンカー7g
+オフセットフック1/0
+デスアダーホッグ3インチ
狙い目は、藻穴と沖目の藻の切れ目
全てを打っていたら、一カ所のポイントで日が暮れてしまうので、なんとなく釣れそうな感じのするスポットをフィーリングで打っていく(笑)
歩きながら、しばらく打っていった先
少し水深のある場所に隣接したシャローで、潮もよく動き小さなベイトも豊富に見える場所へ

DSC_1993

雰囲気満点の場所での一投目
藻穴ではなく、藻の特に濃い場所にテキサスリグを落とし込んでいくと
ボトム近くで
『ガッ!!』
っと抑えるような感触

あれ?アタリ?いや、根掛かったのかな?

と思いロッドで少し聞いてみると、微動だにしなかったので

『やっぱ、根掛かりかぁ。。。。』
と、ロッドから少しテンションを抜いた瞬間

『グンッ!!!!』
っと、一気にバット近くまでロッドが引き絞られた!Σ(゚Д゚;エーッ!

とっさにサビオに溜めを作ってファイト体制に入ったが、正直この時何が起きたのか分からなかった💦

魚にしたって去年のタケノコメバルを釣った感触を考えると、あまりに重すぎる(;゚Д゚)
内心では、藻にルアーが引っかかった状態で潮の流れで藻が動いたから、引っ張られているのだろうと思った…

でも、それはすぐに間違いだと気づく
藻のジャングルの中、ロッドから延びるラインの先に
『何か黒くてデカいもの』が、うごめいているのが見えたんだ
Σ( ̄□ ̄|||)

『チヌ?マゴチ?!』
能登で釣れる魚をあれこれ考えてみたけど、どれとも違う

もっと、ゴツくてハタのような強靭なパワーがある!

『こいつは、1歩でも引いたらやられる』
と直感し、すぐドラグを締め込みサビオのパワーと粘りを信じ、突っ込みをいなしながら、バッドに魚の重量を乗せるような体制で無理矢理魚を藻の中から引きずり出す!!

・・・タケノコメバルだ

でも、なんだこれ・・・去年見た自分の知っているタケノコメバルじゃない!
黒茶色をして、滅茶苦茶イカつくて、ゴツイ、そして何より超デカい!!!

どうしよう💦
浮かしたは良いが、これ抜けるのか?!Σ(゚Д゚;≡;゚д゚)
とはいえ、抜く以外の選択肢はなく、とにかく慎重に力を込めて一気に引き抜いた!


いやったぁああああああああああああ(≧∇≦)bbbbbb

見事抜き上げに成功!
水が近くになかったので、魚をすぐに近くの水辺へ持って行く!
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タケノコメバル(40cm)である!!!

なんなんだよ…この異常なカッコ良さは!?
艶やかで重厚で、なんと堅牢な魚体だろう( ゚Д゚)
その色たるや、まさに鼈甲。
アカハタやマダイのような華やかな美しさとは、また違う。
職人が作り、年月を重ねた日本家具のような、落ち着きと深みのある美しさ。

素晴らしい魚だ…まさに、ベッコウゾイ』と言って申し分ないでしょう(#^.^#)

能登では、平均サイズが20㎝半ばで、せいぜい30cmオーバーが釣れれば良い方。
その中で、このサイズはランカーサイズと言って良いと思います(笑)

そして、そんな魚を藻の中から引きずり出したINX.labelのロッド「サビオ」の底知れないパワーにも、感謝の気持ちを送りたいです(^^)/
「不意の大物とも戦える」という謳い文句は、聞き飽きましたが(笑)
今回の事で、サビオに対する信頼感はより強いものとなりました。
ULクラスのロッドではありますが、魚を掛けてロッドを曲げこんでしまえば、これだけの魚でも抑え込む事ができます。
軽いルアーを投げれて小型の魚を楽しく釣れる良いロッドはたくさんありますが、たいてい大きめの魚に曲げこまれたらドラグ頼りのファイトになります。
しかし、サビオに至っては今回の魚にドラグなど出していません(笑)
延べ竿のようなロッドの粘りで、魚の突っ込みを受け止めながら、残ったバットで魚を浮かしきってくれました。
不意の大物とも戦えるロッドというのは、こうゆう物の事を言うのだと思います(^^♪

それに、ほら!!

DSC_1962

この頑強な顎を完璧に貫通させています!
普通のライトゲームロッドでは、この装甲版のような顎を抜くのは容易ではないですよ(笑)

それにしても、こんな素晴らしい魚に出会えるなんて、今回の遠征は本当に良いものでした!
もう、帰ってもいいかな?(笑)

いや、この時思っていたんです…
『こんなのいきなり釣れちゃったら、ブログの展開的にまずいぞ(汗)』と(笑)

遠征地に到着して半日も経たずに、エンディングフィッシュと言うかドラマ魚が釣れてしまって、正直この後どうすんの?(^^;

普通の人なら、こんな最高の魚がいきなり釣れれば狂喜乱舞するだろうし、自分的にも人生の記憶に残る最高に嬉しい魚だが、ブロガー的には「尻すぼみになるのではないか」という恐怖で一杯でした!(笑)

実際、このあとランガンを繰り返していくのだけど

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雰囲気は満点でも、全く反応得られず(^^;

去年、真鯛とチヌを獲ったポイントを攻めるも・・・

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全くの無反応(笑)
去年のブログを見ると分かるんだけど、このポイントは大きなカタクチイワシで一杯だったのに、当然そんなに甘くない(^^;

ヤバイぞ( ̄▽ ̄;)
ひたすらにポイントを打っているうちに、既に夕まずめ。

能登では、タケノコメバルが夜には釣れないということで残念ながら、初日のタケノコ狩りは終了。
こっからは、夜のメバリングへ

少し移動して、去年打たなかった灯り付きの堤防へ

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風表で、超寒い🥶

ちょっと辛いんだけど(笑)
まだ、日暮れまでは少し時間があるので、

時合待ちの間に、前から試して見たかったベイティのネコリグを試して見る
ベイティ1.8
+マスバリ
DSC_2015
岸際の藻の切れ目を狙ってシェイクしていると、
藻の中から黒い影が飛び出し、一気にベイティをひったくった!

小気味良い引きで楽しませてくれたのは
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メバルちゃん!
この子は、凄い美しいな(^^)/
お腹の真っ白と、青みがかった背面との対比が素晴らしいし、白ベースの色に模様がよく映える✨

どうやら、ベイティネコリグは本当に釣れるみたいだ(笑)
しかも、まだ日があるのにかなりナチュラルな食い方で面白かったです(^^♪

このままやっていけば、たくさん釣れそうでしたが、なんかちょっと裏技感が強かったので、陽も落ちて来たし王道のプラッキングで攻めていく!

この日は、満月なので夜間が難しくなるから、なるべく早く勝負を決めたい!

ルアーは、去年能登島でドハマりした

ビートイート47

狙い目は、常夜灯で出来た明暗と、水中の藻が絡むスポット

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表層を丹念に巻いていくと、水中の藻の際から飛び出した影が

『ボシュッ!!』
っと、突き上げる!

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可愛いサイズだけど、良い出かたをしてくれました(^^♪
凄い銀ピカです(笑)

そして、ここから連発!!

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サイズは金太郎飴状態ながら、水面直下を泳ぐビートイートを、水柱を上げて食ってきます!
最高に楽しいです(≧∇≦)/

ここで、ルアーを

シュガーミノー

に変更し藻際をフォールを織り交ぜながら探ると、再び連発!(笑)

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フォール中にルアーがひったくられる素晴らしいアタリ!
最高に楽しいです(^^)/

しかし、ここで満月がついに浮上(;´Д`)

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周囲が明るくなって、明暗の効果も半減…
プラグへの反応も薄くなってしまった💦

既に、この段階で山ほど釣っているので、もう満足ではあるのだが、ちょうど良い機会なので少し実験(笑)

月夜に強いと言われる、

ベイティのブラックカラー
(お気に入り)

を投入!

表層を巻いていくと、息を吹き返したかのようにアタリが出始めた!

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本当に、効くんだな(笑)
入れ食いってほどではないけど、明らかに反応は取れるようになっている。
さすが、超お気に入りのベイティブラック!

これだよなぁ。。。本来のメバリングは(^^♪
セオリー通りの攻め方でも釣れて、工夫次第でまた釣れて✨
サイズは小さいけど、これがメバリングの醍醐味ですよ👍

まぁ、自分のホームである伊豆もメバルは釣れるんだけど、こうはいかない。
確かにサイズは良いんだけど、一晩かけて数本釣れれば良い方(^^;

しかし、能登なら数十本である(笑)
まぁ、多少言い過ぎだけど、この日は30~40本ほど釣れましたね!(^^♪

そして、ここで完全に月が昇る・・・

DSC_2037

明日も、朝からタケノコ探しがあるので、今日はこの辺で納竿とすることとしました!

能登遠征初日にして、記録に残る良型のタケノコメバルも釣れ、小型ながらメバルも数釣れて最高のスタートでした!
この後、尻すぼみにならないことを祈って(笑)

それでは、また!

今回、活躍したタックルはこちら!

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