風速:北東5m
潮周り:中潮
ただ、甲殻類系のパターンとは、スイミングに比べてよりスローかつボトム際でのアクションが必要。
そのスローな誘いでも、しっかりとした誘引力があるルアーは、使い易い。
また、強い水押によって同じクロー系でもフォール速度が遅く、ボトム際を漂わせるようにスローなアプローチができるジュラクローに、甲殻類パターンで使う上での魅力があると思います。
さて!(笑)
このあとは、と言うと完全に潮が止まってしまい反応沈黙💦
休憩しながら、のんびりとやっていくと、昼頃に潮が少し動きだす✨
午後は、より秋のパターンを意識して、ゲームを組み立てなおす。
秋において、磯からハタを狙う上で重要なのは、主に2つ。
・付き場
・食わせのパターン
いつの時期でも重要な要素ではあるけれど、浅場から深場まで広く分布している夏期と違い、秋や春のような低水温期だとハタの付き場が偏りやすい。
また、水温が低下してくれば魚の活性も変わり、当然食わせのパターンも偏り易くなる。
そこを合わせていくのが秋の釣りのゲーム展開(^^)/
午後は、午前の釣りの感覚から状況は渋くボトムべったりにいると考えて、まず付き場を探す事から開始!ベンダバールで、テキサスリグを遠投して早いテンポで広範囲を探る。
探って行くと手前の生え根周りで、小さなアタリを感知!
いったん回収して、今度は反応のあったスポットをピン打ちで狙う✨
午前と同じく、ボトムステイとスローフォールを多用してじっくり攻めていくと、
『グググッ!』
っと抑え込むアタリ!
30cm弱のアカハタ!
やはり、口先で抑え込むようにして食ってますね(笑)
この後同様に、テキサスリグで数本キャッチして、小ハタには好反応だったジグヘッドリグを試してみる(=゚ω゚)ノ
誘い方としては同じで、ボトムステイとスローフォールを多用して攻めていくと、フォール中に
『コンッ!!』
っと良いバイトが出る!
なんというのか、ボトムステイでしっかり見せた後に、スッと逃げるようにリフトして、ゆっくりフォールさせるとアタリが多い気がしました(笑)
イメージとしては、エビとか底層系のベイトが跳ねて逃げるような感じの誘い✨
ジグヘッドでも何本か釣ると、ジュラクローのクローが、残念な事に(;・∀・)
ジュラクローって、爪の部分の水押しが強いからゆっくりフォールするし、強めに引けばしっかり動いてアピールしてくれるんだけど、逆に爪が狙われやすくなる…
ただ、爪が無いとダメではない!(笑)
たいてい、クロー系で爪がかじられれば交換していく。
でも、ジュラクローならメインの爪以外もしっかり付いていて、全体のボリュームもあるから、十分に釣れる(*^^*)
むしろ、爪がなくなると水抜けが良くなってボトムワインドなどでも、スライドし易くなって使い易い!
その上、扁平なワームだから、瞬間的なジャークでワインドさせれば浮き上がりにくい印象もあって、良い感じ👍
しかも、けっこう好反応で連発していくと、途中で釣ったアカハタがベイトを吐き出す!
これは、何かと言いますと…カサゴです!
実は、カサゴってけっこうアカハタのベイトになっている事が多いんです。
根魚同士、仲が良さそうなイメージがありますが、カサゴにとってハタは完全に捕食者。
特に磯場では、吐き出す事が多いベイトです。
でも、完全に底層系の魚であるカサゴがベイトとなっているからこそ、ボトムでボリュームのあるジュラクローのボトムワインドが効いているのかもしれません(=゚ω゚)ノ
サイズ感もばっちり(笑)
これが、けっこうはまって
ポンポン釣れて、
良型も!(^^♪
けっこう楽しめました(笑)
そして、今回ずいぶん釣って、およそ20本にやや足りない程度(笑)
完全にジュラクローDayでした(#^.^#)
ちなみに、パターンが重要って書きましたが、一緒に磯に来た仲間はまさかの…1本(;・∀・)
これほどに差が付き易いのが、秋のパターンというものです。
読んで頂いている方にも、ちょっぴり難しいですが、非常にゲーム性があって面白い秋のハタゲームをぜひ楽しんでもらいたいなと思います!
今回は、少し長くなりましたが、これまで✨
それでは、また!
今回、活躍したルアーはこちら