ロックフィッシュ

強烈なファイター!伊豆シャロー域のビッグ オオモンハタ!!

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今回は、久しぶりにシャロー域での
オオモンハタゲームをしてきました!

7月頃では、伊豆のシャローを狙ったゲーム展開で非常に良い手応えを得る事が出来ていました。
7月の記事

しかし、8月に入って台風が想像以上に多く、底荒れと水潮の影響なのかシャロー域は不安定な状況が続いていました。
当然ながら、地磯、沖磯も荒れの影響が濃く、なかなか狙いに行きにくい状況でした。

しばらく堤防周りのライトゲームなどでお茶を濁していましたが、ここに来て
久しぶりに台風が隙を見せてくれたので、ここぞとばかりにシャローエリアに挑戦してきました!(`・ω・´)ゞ

【状況】
釣行日:9月22日
潮周り:中潮 下げ6分~干潮
風速:3m 北東
天候:曇り/雨
気温:最大29℃、最低20℃
海況:凪

【ポイント】
場所:伊豆
水深:0~5mほどのエリア

【タックル】
ロッド:TULALA ハーモニクス コローナ106
リール:カルカッタコンクエスト200HG
ライン:PE2.5号
リーダ:ナイロン25lb 5m

開始は、6時前
干潮まで3時間弱といったタイミング

本命のポイントがまだ、潮位が高いため近くの岬状のポイントで開始

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見れば水面に小さな波紋が確認できるので、ベイトはかなり入っている様子
「(回遊を待たなくとも夜のうちに入ってる個体がいるかもなぁ~)」
と思い初手はジグヘッドで丹念に攻めていく事にする!

ルアーは
ジグヘッド14g
+スワールテールシャッド4.8

地形変化とベイトが絡むコースを攻めていくと、
巻きからのフォールで
「ヌンッ!!」
っと引っ張るようなアタリ!

いやいやいや、これはおかしい(笑)

なんて思って巻いていくと、また
「ヌンッ!!」

これは・・・完全にイカだな(笑)
スワシャのプニフワ触感にお触りしたい気持ちは分かるが、けしからんやつだ(笑)

この後、全方位巻いていくも当たるのはイカのみ(;^_^A
どうも、潮の動きが悪い様子。
翌日は大潮だし、かなり流れても良いはずなのに(-ω-;)ウーン

こんな時は、波動強めが効くことがあるので
ロックンチャター21g
+スワールテールシャッド4.8
を投入するも、周囲にやたら溜まっているボラが、波動に驚いて暴れてしまうので、仕方なく断念Σ(゚д゚lll)ガーン

(まだまだ引き出しはあるよ(笑))

次にロックンチャターより波動を少し落とすべく投入した
スピナーベイト
+スワールテールシャッド3.8

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どうでもいいが、ブレードの回転とスワシャの回転波動の、『ダブルサイクロン的な何か』が良いんじゃないかと思ってる(笑)
まぁ、本当のイメージを言うと、スワシャの波動と平行に付いたブレードの波動で、群れで泳ぐベイトの波動を再現できないかという考え。
よくあるブレードチューンは、ジグヘッドかワームに直接付けて、ワーム自体のアピールを強化しようって感じだけど、それとはちょっと違うイメージ。

使い方はジグヘッドと同じように、遠投してボトムから巻いていく!
10回ほど巻いて、再着底からの巻き上げで
「ガンッ!!」
っと、アタルもワームだけ千切られて乗らず💦

カラーを変えて再投入すると、
「ガンッ!!」
っと再びヒット!


やたら、首を振っていてどうにもおかしい(笑)
上がってきたのは、

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えっちゃん( ゚Д゚)
分かってた!!
釣れてくれたのは嬉しいけど、君じゃない(笑)

続けていくと・・・

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えっちゃん!

DSC_0468

えっ・・・ちゃん(;´Д`)

連発である(笑)
ルアーを変えて、明らかに魚の反応は変わったけど、どうやらはめる方向性を間違えたらしい(汗)

しばらく続けていくも、エっちゃんの猛攻の割に、潮が動かない。
本来なら、潮が走って良いタイミングなのに、全然動き始めないので、
「(朝まづめに、ここで回遊を待っても来ないかもしれない)」
と、早々に見切って移動を決断。

そんなに大移動はしていないけど、先ほどよりは潮の当たるポイント
先ほどの場所より、遥かに浅い岬周り

立ち位置は岬の根本付近。
沖目を見ると、
立ち位置から60mほど先
岬の先にベイトの群れがざわついているのが見える。

さすがに、ジグヘッドでは届かないので

撃投エアロ30g
(メタルジグ)
に変更!

ベイトの先80mほどの距離に着水させて、ボトムから1ピッチジャーク数回と再着底を繰り返しながら探っていく。
ベイトの群れに近づいた時、再着底からの3回目位のジャークで

「ゴンッ!!!!!」
重厚感のある強烈なバイト!!

合わせた瞬間、微動だにしなかったので「根掛かりか?」と思ったのもつかの間、
即座に強烈な横っ走りを初めて、根に向かって突っ込んでいく!

ドラグフルロックで、魚の力をまともに受け止めている事もあって

「体に感じるパワーは半端じゃない」

自然と、コローナのバット部分にあるファイティング用のグリップを握らされてしまった(;’∀’)

ここを使うのは、南伊豆のウミ〇メさん以来(笑)

ドラグを出されずとも下方向へのトルクが凄く、遠方で掛けてしまった事もあって、
3m以下の水深なのに浮かしきれない(;´Д`)

ファイト時間2~3分だろうが、その中で多くの根をかわし、乗り越え、激戦の末見えたそれは・・・

「デカイ!!💦」

想像以上のサイズに、久しぶりに気持ちが焦る
抜けるだろうか…糸のダメージはどうか…フックのかかりは…
頭の中はぐるぐるしていたけど、日々の鍛錬の成果なのかランディングは体が勝手にやってくれた(笑)

岩の上にずり上げたそれは、
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超良型オオモンハタ!
サイズにして、
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46cm!!

スーパーカッコイイ!!!
なんというファイター!なんという美しい魚だろう!
本当に感動できる1尾でした!

台風の連打で、悶々としておりましたが、我慢した分のプレゼントが用意されていたようです( ノД`)シクシク…

さらに、続くか?!と期待しつつ
この後、ジグをベースにワームなどを織り交ぜながら探りましたが
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良型は続かず。
まぁ、2匹目のドジョウがいるほど現実は甘くはないな(笑)
そして残念ながら、ここで潮止まりのため納竿となりました。
さて、今回の魚でまた少し研究が進みましたよ(笑)
以前にも書きましたが、自分が求めるのは「ショアから50UPを獲れるパターンを見つけること」
時折、交通事故的にショアから上がる50UP。
過去には、自分も獲っているけど、その釣れる原理が分からない。
でも、何か理由なり法則なりがあって、そいつらはそこにいるはず。
既に過去の実績から、良型のオオモンが回遊するタイミングに、ある程度の共通性が見えてる。
『多分、ある。』
50UPが獲れるパターンないし、50UPが回遊しやすいパターンというものが(^_-)-☆
少なくとも、自分はそう信じています。
まだまだ、オオモンハタの研究は続きます(笑)

それでは、また!
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