ロックフィッシュ

うねりにはチャターベイト?!ハタゲームの大敵『うねり』攻略の糸口

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昨日に引き続き、伊豆のアカハタオオモンハタを狙ったロックフィッシュゲームに行ってきました!

前日の釣行では、アカハタ・オオモンハタの回遊狙いが見事にはまり、
40UPの良型を陸っぱりから連発するという好釣果に巡り合うことができました!(^^)!

今回は、長潮周りで、満潮以降はさすがに潮が動きずらく難しいタイミング

朝の干潮前後、比較的潮が動きやすい時合を狙って行ってきました!(‘ω’)ノ

【状況】
釣行日:7月22日
潮周り:長潮 下げ8分から、上げ3分
風速:2~4m 西
天候:晴れ
気温:最大34℃、最低28℃
海況:凪

【ポイント】
場所:伊豆周辺
水深:0~5mほどのエリア

【タックル】
ロッド:TULALA ハーモニクス コローナ106
リール:カルカッタコンクエスト200HG
ライン:PE2.5号
リーダ:ナイロン25lb 5m


今回は、台風の影響でうねりが入り、あまり状況的には良くない感じ(;^_^A
DSC_3023
しかも、ササ濁りが入っている・・・
うねりで、底の沈殿物が巻き上げられたからかもしれない💦

少し波の影響を受けやすいシャロー域を選んでしまった事に、若干の不安を感じつつ、
取り合えずセオリー通りの攻め方で始めていく!

ルアーは、

ジグヘッド14g

+アイシャッドテール4.8

潮上へ打ち込み、沈み根際を巻いていく!

数投後

潮の当たる沈み根裏に打ち込むと、フォール途中で

『ガガガガッ!!!』
っと噛みつくようなバイトと同時に、ラインが走る!!

フッキングを決めると
横っ走りする、なかなか良い引き!!Σ(゚∀゚ノ)ノキャー

「(この走りは、オオモンさんだなぁ(#^.^#))」

上がってきたのは
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30前半のオオモンハタさん(*´ω`*)
うねりの波で、かなりポイントを揺さぶられていますが、景気よく食ってきてくれました!
けっこう肉厚で、良い魚ですね(#^.^#)

しかし、この後は

同様にジグヘッドの巻きで探って行くも・・・無反応(;^ω^)

「(やはり、うねりは厳しいのか・・・)」

うねり状況下で釣りをした事は、幾度もあるが。。。
反応が得られない状況の場合、そのままジグヘッドで粘っても多くは好転しない(-_-;)

通常の打開策としては、うねりの影響のない場所に移動するか、とにかく遠投して深場を狙って拾うかという戦術くらいで、対うねりで使える引き出し(ルアーや戦術)はほぼ無いに等しい。。。



「(移動するか・・・)」


そう思ってタックルボックスを除くと、チャターベイトが目についた✨


不思議と、先日見た村田基さん出演の「芦ノ湖のバス釣り」(釣りビジョン)で
「風が吹いたらスピナーベイト」と昔懐かしいフレーズを言っていたのが頭をよぎる(笑)

「(海が荒れたら、強波動・水押し強めが効くのでは・・・)」



と思い、試しにチャターベイト

チャラブレード21g(ジャッカル)

+アイシャッドテール4.8

を投入してみることにした!

潮の当たる、岬状の張り出しの先に打ち込み、

沈み根のトップのやや上(中層)をキープするイメージで、スローに巻いていく!

チャターベイトでの、最初の一投目

一番大きな沈み根の上を通り過ぎた瞬間

『ドンッッッ!!!』
超強烈な、引ったくりバイト!!

完全にオオモンハタだと思った!!
(この時は(笑))

ガンガン!!
とロッドを叩く非常に良い引き!

「なんか、めっちゃ楽しいΣ(゚∀゚ノ)ノキャー」

上がってきた魚を見て、驚いた(笑)
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あれ?💦
アカハタさんだ( ゚Д゚)
「うねりの中の中層で、ひったくりバイトをしたのが・・・アカハタなの?!」

「どゆこと?!(笑)」

遊泳力の高いオオモンハタなら、うねりの中で食って来ても分からなくないが、

アカハタが中層まで浮いた?

しかも、ジグヘッドでさんざん叩いたところで・・・だと!?✨

試しに、今度は岬の裏の反転流を攻めて見る!
さきほどオオモンハタを釣った場所である。

着底から、中層まで巻き上げて一瞬止めた瞬間

『ドスンッッ!!!』
またもや、強烈なバイト!!

「(え~食ったよ!!しかも、めっちゃ引く!!)」

この魚も、非常に力強いパワフルな引きで、楽しませてくれたのは
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やっぱり、アカハタさんだw(゚o゚)w オオー!
さっきのアカハタもそうですが、写真で見ると何となく小さく見えますが、ルアーの大きさを見てください(笑)
4.8インチ(12cm)+チャターなので、17cm前後くらいあるはずです(笑)
分かりにくいですが魚は、33~34くらいの良型です(#^.^#)

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通常、甲殻類がメインベイトのためかルアー後方あるいは上方から抑え込むようにバイトするので、フックは上顎に掛かる事が多いです。

ですが、
これを見ると(最初のアカハタも)
がっちりと、かんぬき(えくぼのとこ)に掛かった、完全にひったくり系のかかり方(笑)

通常とは、全く別のパターンとしてバイトしたように見えます(‘ω’)ノ

「どうゆう事なのだろう・・・(-ω-;)ウーン」

単純には、うねりで荒れていてもチャターベイトの強波動かつスロー巻きができる特徴によって、根際のアカハタ浮かす事ができた。(できる。)という事でしょう。
(うねりで中層をアカハタが、うろついてたとは思えないし)

正直、自分の中でも新たなパターンとの出会いだったので現場でも考え込んでしまいました(笑)

ちなみに、この後は同様にチャターで20cm後半くらいのアカハタを2本追加するも、上げとうねりで釣行が難しくなり終了となりました。

今回、活躍したチャターベイト自体は去年頃から使ってはいたんですが、使い込みの甘さを感じると共に、新たな可能性を感じました(^^♪

もし、うねりの状況下で魚をひねり出せる力があるなら、チャターベイトの存在価値は絶大です!
それほどに、うねりや荒れた状況下の攻略は難しいと感じています。

この辺りは、
研究をしなければなりませんね(`・ω・´)ゞ
まぁ、研究好きなので新たな研究課題が手に入って良かったです(笑)

ということで!
これから、いろいろチャターベイトを使いこもうと思います(‘ω’)ノ
では、また!

今回活躍したルアー

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