今回は、ソロで磯にヒラスズキ狙いに行って来ました!

前回記事のヒラスズキ釣行が今回の前の週になるんですが
【前回記事】

その時に釣れたヒラスズキのコンディションが凄くて、胃の中がイワシでいっぱいだったんです!

『ベイトが入ってるなら、このタイミングで行くしかない!』
と満を持して行って来ました!



【状況】
釣行日:2020年2月9日
風速:5m 西~東
天候:曇り/晴
気温:最大10℃、最低1℃
潮周り:大潮
状況:大ウネリ

【ポイント】
場所:南伊豆 中木 沖磯
渡船屋:重五郎屋
HP:以下のリンク参照

【タックル(平鱸)】
ロッド:ワイルドブレーカー109HRB
リール:グラップラー300HG
ライン:PE3号
リーダ:ナイロン50lb 12m

釣行日当日
自分の感覚では前日まで数日間吹き続けた西風が収まり、ウネリも1.5mほどまで落ちる予想。
前日の予報でもそんな感じだったので、丁度良くやり易いタイミングだなぁと喜んでました...

しかし!
蓋を開ければ、その日の波高......なんと2.2m!!!
DSC_5510
(波の当たる磯の裏の写真。表は危険すぎて写真撮れず...)

しかも、朝方にはやんでいるはずだった西風もかなり吹いていて、そのせいか時折来る大波は、5m以上の高さがある場所でも水を被るレベル(゚Д゚;)

やりにくいなんてレベルじゃない過酷な状況
全然、意味が分からない・・・

確かに、数日前から予報が不安定だったので、怪しいなぁと思っていたんですが、完全に読み違えた絶望感...

とは言え、せっかく来たので、なるべく波が落ち着いていて魚が着きやすそうなスポットを重点的に打っていくが


...…出ない!!(笑)


そりゃそうよ!(笑)
ヒラスズキは、荒れたら釣れるって一般的に思われてるかもしれないが、ただ荒れれば良いってもんじゃない(^^;

いちよ、予報を見ると昼くらいで波も若干落ちて来る予報だったので、そのタイミングにヒラスズキを狙い易い状況になると信じて、ここは耐えることに!

...........磯移動である!!!
(耐えられなかった(笑))

いや、午前の大荒れで、かなり磯周りをかき回していたので、仮に昼頃で波が落ちたからと言って、すぐに魚の活性が上がる気がしなかったのと、磯の正面から波や風が打ち寄せていたにも関わらず、ベイトが吹き寄せられているわけでもなかったので、この状況でヒラスズキの活性が上がってくると読むのは、楽観的過ぎるなという判断(笑)

DSC_5542
移動先は前回、平鱸を釣った磯

磯を見回すと状況的には、前回と同じ。
磯の西面は、全く釣りにならない大荒れですが、磯裏はウネリが適度にブロックされ頃合いのサラシ。
しかも、5cmほどのベイトも跳ねている!
間違いなく、こちらの方が状況が良い

とりあえず、前回ヒラスズキが釣れたスポットを狙っていくが無反応(-ω-;)ウーン
周辺の地形変化を絡めて小場所を打っていくが、アタリ無し...
そう都合よくはいかないらしい(^^;

仕方ないので、前回打たなかったスポットに入ってみる事にした✨
ちょっと行き方がキツイんだけど、そこはそそり立つ塔のような沈み根があり、いかにもってスポット

ちなみに、この写真の一番奥のサラシが出てるとこです
DSC_5540
そこに、どうやって行くって、30mくらい壁をへつらって行く(笑)
もちろん落ちたら死にますので、注意が必要
(流れが速い場所なので一気に流される)

慎重に進んで、目的地に着くと、足元から沖へとなだらかに延びる磯に、西からのウネリが当たり広範囲にサラシができている。
時折、まとまった波が入ると、足元から30mほど沖の沈み根のトップまで、サラシが覆っていた。
磯のイメージ
磯のイメージ図

まずは、先日購入したアスリートミノー170FSVを試してみようと投入

沖の沈み根周りを何度か流してみるも、反応なし...
次に、足元に広がる厚いサラシの中も探りたかったのだけど、アスリートミノー170は磯で使うにはレンジキープ力が弱すぎて、足元のサラシはほとんど探れない(^^;

仕方ないので、足元まできっちり探り切るために、
ロウディー130F
に変更

沈み根周りから足元まで数投しても反応は無かったが、しばらくしたら上りの潮が少しづつ動き始めたのを感じた✨
見ると沈み根の潮裏側に、徐々に明確な反転流ができ始め、足元には流れのヨレができているのが確認できた。
同時に、ルアーを引いてくるとベイトが沈み根裏の反転流と足元で跳ねている(ΦωΦ)フフフ…

潮の変化で状況が良くなって来たようなので、沈み根の反転流と足元際のヨレを中心に、潮の流れにルアーをなじませながらドリフトで探っていく


幾度か打った後。
大きな波が入り、足元から沖の沈み根周りまで広大にサラシが広がった時だった

反転流から手前10mほどまで引いてきたロウディーを潮に乗せ、サラシの中で漂わせてみると...

『カンッ』
っと、金属的な割と小さいアタリ...

「(おや、小型のヒラかな(笑))」
なんて思いながら、余裕しゃくしゃくでスイープにロッドを立てると、ただならぬ違和感を感じて余裕が消えた

「これなんだ!?重い!!!」

ヒラとは到底思えない重量感
そして、その次の瞬間には正体が分かった...

巨大な赤い尾ビレが、足元に広がるサラシを割って出たんだ!

『デカイ!!!真鯛だ!!
あまりの驚きに、自分一人しかいない磯の上でつい叫んでしまった

でも、尾ビレが水面で翻った途端に魚が反転
一気に足元に突っ込んでいった

「真鯛の三段引き」なんて言うけれど、そんな生易しい突っ込み方じゃない💦
真鯛独特の強烈な瞬発力とパワーで真下に向かって強引に引き込まれた!

リールのドラグ力は、ヒラスズキに合わせて5kg程度に設定していたが、全然足りていない

「(ドラグを上げるか?)」

沖には、沈み根
足元には、牡蠣やフジツボなどたっぷりと着生物を蓄えたえぐれがある

一歩も退けない状況で、ドラグで突っ込みを抑え込もうかと一瞬思ったけど、なんだか嫌な予感がした

5kg以上(ドラグ)じゃヒラスズキ用の3番フックは、この突っ込みに耐えきれないかもしれない」

指でスプールを押さえじりじりプレッシャーをかけながら、いなして浮かす選択をした

根際でかなりギリギリのやり取りだったけれど
ラインテンションをコントロールしながら、サラシの中になんとか浮かした魚体は、想像以上にデカかった!


どうやってランディングするか...💦
ギャフも持ってきていたが運悪く離れた所にあり使えず...
なんとか、ずり上げようと波のタイミングを見ながら悪戦苦闘...

大ウネリの中、ずり上げ何度目かのチャレンジで、少し高台に乗っける事に成功し
今しかない!と、多少波を被りながらもリーダーを持って無理矢理ひきづり上げた!!


・・・・獲った...
不思議な事に喜びで叫ぶかと思ったけど、やり取りとランディングの緊張感が半端じゃなく、出てきたのは深い溜息と、やり抜いたという最高の達成感
DSC_5522 (2)
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仕留めた魚は、まさかの90cm超えの大鯛!

過去、陸っぱり、オフショア、ルアー、餌と真鯛はかなりの数を釣ってきたのだけど、ここまでの大鯛は初。
間違いなく自己新記録の真鯛に、震えるほど感動しました!

そして正直、この時ほど自分が使っていたのがベイトタックルであった幸運と、ロングリーダーであった事に感謝した事はないでしょう。
実はこの日、偶然にもメインラインが少し減っていたので、その分リーダーを12mほど長めに入れていました✨

フックに負担をかけ過ぎないようギリギリのやり取りをする中、リーダーの結束部が水面より1mほど出ているような状態でしたが、もし自分がスピニングのヒラ用タックルで2~3ヒロ程度(5m以下)の一般的なセッティングだったなら、間違いなく獲れなかったでしょう。

また、それだけ丁寧にやり取りしたにもかかわらず、フックはこの有様(笑)
DSC_5528
フック4本が伸ばされ、2本が折られました(^^;

真鯛って船から狙えば、真下に引き込むとは言え根に突っ込むわけじゃないし、青物ほどの体力があるわけでもないから、そこまで苦労しません。
でも、真鯛でもモンスター級のサイズを磯で、しかも沖磯の流れの中で掛けたら、こんな事になっちまうんだなと、正直認識を改めさせられました(笑)

ただ、そのモンスター級の真鯛でも少し残念だったのは、大きさの記録をちゃんと撮れなかったことです...
実は、計測して90cm超えているのは確認したんですが、ブログとSNS用に平坦な場所で撮影しようとストリンガーにかけて移動させようとしたら、ストリンガーが伸びてしまい真鯛を海に滑落させてしまったんです...
DSC_5530
そのため、ちゃんとした記録を取れず、ブログを見てくれている方にも正確な記録をお見せできない事を申し訳なく思います。
2度と同じ失敗はしないと、心に誓った瞬間でもありました。
DSC_5532


さて、最後に。
伊豆の磯って、青物にしても何にしても、けっこう渋いフィールドです。
しかし、年間を通して通っていれば、このように何度か想いに応えてくれるんです(^^)

自分はね。伊豆の磯は、極度のツンデレちゃんだと思ってます(笑)
人が釣れてると聞いて行ったからって、余裕で釣れません。
逆に、みんなが釣りを控えるような2月の厳寒期に行っても、今回のような事件が起きたりするんです(笑)

やっぱ、通いこみって重要ですよ(*^^*)
人が釣れてるとか釣れてないとかは、関係ないです。

とにかく通って、経験や知識を溜め込み、伊豆が少しでもデレる(釣れる)条件を探す事が必要ですね(笑)


自分は、どんなに渋くとも伊豆の磯が本当に大好きです(*^^*)