前回記事では、ハタのプラッキングにおける魅力と難しい部分について先に説明いたしました!
今回は、それらの要素を踏まえ、実際にプラグをどのように操作して釣って行くかを説明いたします。

まだ、前回記事を見られていない方は、さきにそちらをご覧ください。
そこに書かれている、ハタのプラッキングで意識するべきポイントを前提としています。
前回記事


2.攻めるべきスポットとプラグの引き方について
ハタプラッキングにおける、ルアーの引き方と攻めるべきスポットを紹介していきます。

まずハタのプラッキングとして、メインとなるルアーはシャッドやクランクなどのダイビング系のプラグで、特に「フローティング」タイプのものを使用します。
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(もちろん、バイブレーションプラグでも釣れますが、それは通常のハタゲームと何ら変わりないので、対象範囲ではありません。)

これは、ハタの遊泳層である中層からボトムのレンジに到達でき、かつ非常にスローに探る事ができるためです。また、フローティングを使うのはシンキングタイプに比べ根掛かりの回避能力が非常に高いため、ボトムにタッチしてしまうようなシチュエーションでも使い易いからです。


では、実際のルアー操作とその食わせ方になります。
これには、いくつかの方法があるかと思いますが、最も基本的なのはルアーのトレースコースによって食わすタイミングを与えるという方法です。

甲殻類系をメインベイトとするアカハタなどであっても、回遊性の強いオオモンハタであっても、魚が着きやすいスポットやベイトを捕食しやすいフィーディングスポットというものが存在します。
そうゆうスポットに着いて餌を待ち構えている個体を誘い出して食わせていくのです。

具体的にどのようなスポットに魚が着きやすく、どうルアーを引くかを説明していきます。
まず、ハタ系はもちろん根魚系が着くのは、沈み根周りや駆け上がりなどの地形変化です。
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沈み根イメージ図

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駆け上がりイメージ図


この時、しっかりとした潮の流れがあれば、

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潮の流れが根に当たり巻き返す、根の裏側に魚が定位しやすい。

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駆け上がりでは、その落ち込みで潮が巻き返すので、落ち込み際に定位しやすい。

こうゆうスポットであれば、ハタも通りがかるベイトを待ち伏せしている場合が多く活性も高いため、単純な横引きでも反応を得やすい。
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また、背の高い根周りなどストラクチャー際を攻める場合、魚の活性が高いと特に狙い易い場合がある。
それは、仮に水深5mのポイントで3mの高さのある生え根などがあった場合、実は根魚というのはこの生え根に沿って3mラインまで浮いてくる事がある。(3mは仮)
堤防などであれば、メバリング中に表層近くでカサゴが釣れたりする場合があるが、それは岸壁際に沿って浮いてきたためです。
このように、およそ水圧などの影響が出ない範囲(水深)であれば、生え根や岸壁などのストラクチャーは、ルアーと魚との間合い(レンジ)を縮める役割をしてくれます。


さて、では次にこれらのポイントを探る上での基本的なルアー操作の話になります(=゚ω゚)ノ
まず、先ほどクランクやシャッドを使うと書きましたが、それで根魚を狙うと言われたら、
ボトムを叩くんじゃないか?と思うのではないでしょうか。

幻想を先に打ち砕いておきますが、
結論から言いまして、その必要はありません(笑)


オオモンハタの巻きの釣りのメソッドを考えてみて下さい。
一般的に、オオモンハタはボトムから浮かせて釣ると言われており、着底から数m上まで巻き上げて探って行きます。
実際、遊泳力の高いオオモンハタはそれくらい浮いてくるんです。

もし、ボトムを叩かなければ釣れないとなれば、このメソッドと矛盾します。
すなわち、その必要はないのです。
重要なのは、前回の記事で書いた食わすタイミングをいかに作るか、いかに食わすかという要素です。
(ただし、アカハタないしカサゴ系などのように底層系のベイトをメインに捕食する根魚を狙うとなれば、ボトムを叩いていく事も一つの方法ではあります。)

これには、ハタがどこで食ってくるのか、どうゆうふうに食わすかを意識する事がまず必要です。

どうゆうスポットに定位しやすいのかは、上記で示した通りですが、どのように食わせていくべきでしょうか?(=゚ω゚)ノ

これには、意図的な食わせの間を演出する事で反応させていきます!

前回の記事で、ハタは動きの変化で反応すると書きましたが、それをリトリーブ中に意図的に行っていくことで食わせて行くのです。いくつか例を紹介します。

まず、一番基本的なのがストップ&ゴーです。
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少し早めのリトリーブからの、一瞬のストップで食わせて行きます。
ストップ&ゴーは、リトリーブからのストップの緩急をしっかりとしてあげた方が反応が良いと思います。
また、根際でストップを入れてあげる事で、根に付いている個体を誘い出すという意識でやると良いと思います。


次に、トゥイッチングです。
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これは、正直に言ってあまり多様しません。
トゥイッチをやたら入れたからと言って、反応が良くなるという感覚がないのです。
使い所としたら、追ってきて食わない個体にスイッチを入れたり、特定の根回りでリトリーブより少し長めにルアーを見せたい時に、このようなアクションを入れて誘って行きます。


次に、ノッキングです。
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ノッキングと言っても、上記で述べた通りボトムを叩く必要はありません。
基本的には、リトリーブ中に根などにルアーを接触させて食わす間を与えると考えて下さい。
むしろ、ボトムを叩き過ぎると逆に釣れません(笑)
ちなみに、このメソッドが一番バイトが得やすいものと感じています(^^)/


最後に、上昇アクションです。
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ワームの巻きの釣りでも、着底からの巻き上げで反応する事が多いと思いますが、これはプラグでも同様です。
意図した根際などで、ロッドを立てたりしてルアーの軌道に変化を与えてあげます。
ストップ&ゴーなども織り交ぜてあげると効果的です。
また、足元際なども一つのストラクチャーですので、ピックアップ寸前の回収時の上昇軌道でも、かなりヒットが多く、最後まで気を抜けません。


他にもメソッドはありますが、基本的にはこれくらいです。
以上が、狙うべきスポットとルアーの基本操作になります。

次に、どうゆうタックルが良いかについて書いていきます!

それでは、また!